新着情報や活動報告など、「よくわかる生物多様性」の動向をお知らせします

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20

4月

2012

シャチホコガ

何に擬態しているのだろう 何に擬態しているのだろう

 第3巻 いよいよ佳境です。

 生き物の擬態や迷彩による隠蔽は、どうしてできたのか・・・ さまざまな生き物の体のつくりや、擬態などを見ていると、だれか、それを見て喜んでいる存在がいるような気持になります。私たちの幸不幸も何かそのストーリーにのせられ、あがいているような・・・

 

 ともあれチョウは鱗翅目。『身近なチョウ 何を食べてどこにすんでいるのだろう』には、ガも少しのせました。なぜなら、鱗翅目をガとチョウに分けているのは、人間の分類学の問題で、幼児が見れば、昼間ひらひら飛ぶ鱗翅目を見れば、チョウチョだと言って追いかけるわけで・・・ 

 幼児が成長し、知識が付くと、段々ガが忌むべき種にされてしまう・・・。又、別な観点から見れば、はるか昔、カイコガは国の宝で、持ち出し禁止だった国もあります。

 

 鱗翅目の中のチョウ、賑やかに華やかに構築中です。この不思議なシャチホコガは登場しませんが、アケビコノハの擬態はやっぱり載せたいかなあと思って絵を描き始めました。

死んだふりをして落ち葉が積もる地面にぱたっと倒れたら、もう見つからない・・・

 凄い隠蔽力です。

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01

4月

2012

温室のチョウたち

足立区の生物園の温室。 足立区の生物園の温室。

 ブータンシボリアゲハを描いています。

 昨年の3月から今日まで、さまざまに出会ってきたチョウたち。今日は越冬明けのキタテハに出会いました。先週は、足立区の生物園の温室に行って 沖縄のチョウたちに会ってきました。

 今回会いたかったのは、カバマダラとツマムラサキマダラ。迷チョウといわれたチョウたちがすっかり定着しているので、沖縄県や、鹿児島県の方々の身近なチョウとして描きました。それから、外国のチョウたちも描いています、モルフォ、トリバネ、ミイロタテハ・・・身近には見られないけれど、図鑑や、博物館などで見られる代表的な種です。

 第3巻には色とりどりのきれいなチョウのイラストが沢山はいります。自分たちで見ていても賑やかだなーと思います。早くお目にかけたいと頑張っています。

 

 皆さんお楽しみに!

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29

2月

2012

雪です

はてさて、チョウたちはどこで越冬しているのやら はてさて、チョウたちはどこで越冬しているのやら

  都心が雪に埋もれています。電車も遅れたり止まったりと、通勤通学の足元を脅かしています。

 花が咲き始め、カエル合戦も始まったばかり、ヒキガエルの卵は凍えそうです。

 このように都心の公園で、私たちがまだ普通に見ている自然を、100年後の子どもたちにどうしても渡したいと思って、近隣の公園を駆けめぐり、浅瀬のある池や雑草と呼ばれる在来種の草々、エノキやミカン科の木などチョウの食草になる植物を残していただけるように話しています。この雪が終われば、都心の公園でもタンポポやスミレが咲きます。ツクシだって生えます。でも、公園の管理者が、根こそぎぬいてしまえば絶えてしまいます。

 つい、2~3年前までは、石垣の間から生える草々はぬかなかったはずの公園で、きれいさっぱりスミレもゼニゴケもぬいてしまうようになったのは、その草が大きく蔓延らないことを知らない世代がぬいてしまうのだろうかと悩みます。公園課に問い合わせるとそこまでは指示していませんとおっしゃいます。

 かわいく咲いたスミレまでもむしり取ってしまう・・・ 公園を除草する人々に、どう話したらいいのだろうかと考え込みます。 スミレ、タンポポ、ツクシは、お花やさんでは買えません。そして絶滅したら、どこからも持ってこられないのです。

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24

2月

2012

ブータンシボリアゲハ

ヒマラヤの貴婦人 ヒマラヤの貴婦人

 このチョウを待って待って、今日まで来ました。 やっと会いに行きました。

 昨年8月に見つかって、秋にご来日されたブータン国王がお持ち下さってから公開されるのを待ち望んでおりました。 これから、模写のお申し込みをして、来月末頃やっと描けるようになります。皆さん、第3巻、お楽しみにして下さい。ブータンシボリアゲハ、しっかり描いて掲載します。

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10

2月

2012

カメノコテントウ

大きなテントウムシです 大きなテントウムシです

 今日は、頂いたテントウムシさんの写真です。お友だちの別荘で越冬していたのです。1cmを超える大物で、前から見たかったのですが、このあたりでは見たことが無くて・・・ で、いただいてしばらく観察させてもらいました。

 この昆虫は、卵から成虫になるまでの観察はできますが、その先の行動がつかみにくいのです。しかし、あるとき100個体以上集まって越冬しているのに出会う・・・

 ???な種です。

 ナミテントウやナナホシテントウなど肉食性の種類は、アブラムシを食べる生物農薬として利用されることなど取材したいことが沢山あります。 不思議で面白いきれいなデザインの虫です。

 

 じつは、昨年の暮れから風邪をひいた人が多く、うつされたくないと思っていましたが、年末の最後にひきこんで、それっきり良くなったり悪くなったり花粉の影響もそろそろあるので、鼻水と咳がすっかり居付いて・・・ 春から書くことではないと控えてましたが、まだかかりそうなので、書くことにしました。 みな様もお大事にして下さいね・・・

 学生諸君に、チョウの越冬状況を見てもらって、フィールドワークを控えていますが、一番見たいムラサキツバメに会えなくて・・・ ついに関西地区に頼みました。本来西域のチョウですから・・・

 

 どなたか関東でご覧になっていませんか?

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06

1月

2012

エノキの若葉があったので・・・

枯れ木にぼてっといるので、目立ちすぎて、ネコでもオモチャにできると思い、避難させました。 枯れ木にぼてっといるので、目立ちすぎて、ネコでもオモチャにできると思い、避難させました。

 街路樹の下ばえに青々としたエノキを見つけ・・・ 大晦日に、アカボシだけど取り込もうと言うことになって、飼育ケースの住民になりました。

 フンはすれども葉を食べる気配はなく、挙げ句に何かの卵が皮ふに突き刺さっており、既に主は体内に潜む様子・・・

 どこまでどう生きて、ヤドリ主が爆裂するサナギになるのか・・・しばらく睨めっこすることになりました。

 

 しかし、冬にエノキの若葉だなんて・・・ 考えもひとしおです。

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28

12月

2011

いよいよ冬?

よく遊びに行く、近所のお宮です。 よく遊びに行く、近所のお宮です。

 チョウの冬ごもりを探して歩いています。

 どうしたことか、近所の道端のエノキに、終令のゴマダラチョウと思える大きな幼虫がいたと聞きました。これから写真を撮りに行こうと思いながら、ブログを先に書いています。

 自然観察に追われ、昼間ちょこちょこと出掛けていると、どうしてもここへ書く時間が取れなくなります。

 私はチョウの冬ごもりを見たいのに、まだ幼虫くんがいる・・・ 実は、12月の初めまで、近くの街路樹にいたアゲハの幼虫を観察していました。11月から丸々4週間5令幼虫だと確認した翌日、姿が見えなくなったので、蛹化したのか鳥に食べられたのか・・・でも、まあこれが今年最後に見る幼虫かと思っておりました。

 ゴマダラチョウもオオムラサキも、ちょっと困りもののアカボシゴマダラも、みな幼虫越冬ですが、それは4齢か5齢での越冬。終令まで育ってしまったのならば、蛹化して羽化するしかないわけで・・・冬のチョウになるのか、鳥に食べられるのか・・・

 近年暖かいので、間違って羽化するのでしょうか?

 もう7~8年前のことですが、照明の明るいお店の近くにあったクロアゲハのサナギが、大晦日に羽化した瞬間死んでいるのを見つけました。蛹がパカッと開いてグット外に乗り出して、死んだのでしょう。生き物は、日照の長さが越冬への掛けがねになりますが、街路樹で暮らすイモムシたちは、照明や街灯で、間違ってしまうのです。

 人間が癒されるイルミネーションは、生き物たちには嬉しくない・・・命をうばうものになるのです。 省エネで、街灯や看板を暗くするのは、都市と共生する生き物には良いことになっていくかもしれません。

 

 地球温暖化から少しでも逃げ出すために、もっとミドリを生活空間にとり入れ、小さな生き物の命を育み、人間も酸素など分けてもらわなければなりません。

 

 では、写真撮りにいってきま~す!

 

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23

11月

2011

食べるとき眠るとき

多くのチョウを育む植物 多くのチョウを育む植物

 身近なチョウを求めて、都心の公共緑地を歩き回って10年以上たちました。

 野鳥を撮影する人よりも少ないのですが、花が美しく季節の良いときには、チョウを撮影する人に出会います。

 

 さて、チョウを撮影するためにはどこで待つのでしょう?

 美しく咲いた花の前でしょうか? いいえ、花の前ではありません。どこだと思いますか?

 その場所は、私が生き物の本を書くきっかけになった場所と同じです。

 

 息子が小学校3年生の時に、「通学路でアゲハチョウの卵を探す」という宿題がありました。私は、アゲハの卵も、食草も子どもの時から知っていますが、この宿題は大変でした。昔、たくさんあったカラタチの垣根は21世紀の今ほとんどと言って良いほどありません。

  なぜでしょうか? カラタチにはトゲがあるので危ないと、学校や公園、公共緑地から排除されているからです。それは、東京都だけの問題なのか、全国的な問題なのか・・・、まだ調べてないのですが、私の身の回りでは、環境に保存がかかっている場所と個人的な園庭にあるくらいで、通学路にはありませんでした。

 カラタチがないとなるとミカンの科の木ですが、卵は新芽か、新芽のまわりの葉に産みつけられるので、庭木の高木では見つけられない。 これはとてつもなく難問で、土曜の午後歩き回って完敗でした。

 しかし、食草に産卵するときのチョウは、羽ばたきながらも静止するので、良いシャッターチャンスに恵まれるそうです。

 私も最近、食草探しは得意になりましたが、好きとは物の上手なれと言いますが、凄い努力だなーと思いました。

 この写真は、ウマノスズクサ。原始的なチョウは、このなかまの植物で育つそうです。卵はジャコウアゲハの卵です。

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19

10月

2011

タマムシを都心で見つけた?

目玉が大きいでしょ! 私の羽は私が死んでも色がかわらないのです。 目玉が大きいでしょ! 私の羽は私が死んでも色がかわらないのです。

 数年前、振り仰いだケヤキの梢の上をタマムシが飛んだ?

 えー! ???  ここ???

 だけど、どこにいるのだろうか・・・? 

 今年は、晴れた日中には、周辺の公園に出掛けていました。それは、チョウを見るためですが、同時に見つけた昆虫などの区部絶滅危惧種、準絶滅危惧種・・・ の数々。

 夏、ウバタマムシを見つけ・・・、ひょっとすると・・・と、希っていましたら、ついに見つけたタマムシ。

 

 今標高300mにしかいないというチョウなのか別のチョウなのかと・・・写真が撮れなかった種の同定で大騒ぎしてます。結局は見なければなりませんが・・・ 

 見てきたつもりだったけれど見ていなかったことがよくわかりました。21世紀が始まったばかりの今、手当をすれば、何とかこれらの生き物を来世紀に残せるでしょう。そのために何をすべきか、第3巻 身近なチョウ、益々、取材が深くなります。

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01

10月

2011

アベリアの前で待つ

チョウたちが好む吸蜜源。スイカズラ科の植物。公園の生け垣などに多い。 チョウたちが好む吸蜜源。スイカズラ科の植物。公園の生け垣などに多い。

 今年も暑い夏が永く、台風一過で涼しくなると聞いたようでもあるけれど、現実はまだまだ暑いですね・・・

 なぜこんな事になっているのか? 

 今年私がチョウの絵を沢山描いているからでしょうか? チョウたちに不思議なことばかりが起きて、追認に追われています。

 春、私たちのアトリエの近辺の、高層ビルがあるような街の公園や公共緑地で、9月までに20種類のチョウが確認できれば、その近辺の種を入れて、30種は都市公園で育つのではないかと推測して始めた、近隣公園でのチョウの観察。

 当然ですが、見かけた幼虫は採集し飼育しています。これまで飼育したことの無かったツマキチョウ(卵が見つけにくい)を、卵から観察しました。なかなかじっとしてくれなくて、3匹が育つ間、せめて脱皮の後の頭のカラで、頭の大きさを測ろうかと思っていましたが、驚くべきことに、3匹とも自分の頭のカラも食べてしまった・・・ もちろん写真は撮っています。

 その内思いがけないことにコムラサキが新宿区であちこちで見られ、文京区では見ていませんが、荒川区でも見たとのこと・・・  飼育中のオオムラサキとは食草が違うのですが・・・  標本箱では、となりに並ぶような種が、まだ都心部に残っている・・・   文京区には 柳がないので、残念してますが、柳の並木がある街にはいると思います。

 9月になってやっとナガサキが飼えると思って楽しみにしておりましたら、これが、どうも交雑か、外国の種? 又は、南の島の種・・・

 9匹育て、今週半ば過ぎから、2匹羽化・・・  鱗翅学会もある頃に・・・

まだ何かは、不明・・・

 アゲハチョウは6令の大きな蛹になるし・・・ 後1週間くらいすれば、やけに大きなアゲハガ羽化するでしょう・・・ 5齢が鳥のフン型だったのでとても驚きました。

 

 最近ある公園に、午後ベンチに座っていると、20種ものチョウが確認できます。春も夏もそんなことありませんでしたが、やっとあちこちで見つけていたチョウが、目の前にやってくる・・・

 え~、チョウって秋に見るものだったんですか?

 

 アトリエで育てていたオオムラサキは2化してしまい、美しいペアが出てきました。

 野外の幼虫は、まだ3齢、越冬幼虫にはなっていません・・・   予定違いだけど興味深いことばかりが起きています。

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15

9月

2011

街路樹下のエノキの伐採

街路樹で採集し、育てたアカボシゴマダラ 街路樹で採集し、育てたアカボシゴマダラ

 8月の半ばすぎから、近所の街路樹から採集するチョウの幼虫の種類が増えて、今、アトリエには5種類のチョウの幼虫が育っています。

 生き物を描くときには、写真を見て描くのですか・・・ とよく聞かれます。

 そう、確かに遠い国の生き物や、大きな生き物は飼育できませんから・・・ 動物などは、できる限り骨格や、筋肉の動きなどを詳細に調べて描きます。ほ乳類だからと言って同じ口の開け方や耳の動かし方をするわけではないので、実物が見られなければビデオを見たり、それなりに努力します。

 チョウの場合、やっぱり飼育して描くのが一番きれいに描けます。昨年、観察し、写真に撮って描いたオオムラサキより、今年羽化した個体をためつすかめつ眺めて描いた絵の方が生きが良いです。3巻には3枚のオオムラサキ(雄)の絵があります。1枚は昨年1巻のために描いたもの、2枚目は春、幼虫を育てながら写真から起こして描いたもの。3枚目は、羽化した個体を長く観察して描いたもの。

 チョウは羽化した直後が一番観察できるので、よく観察し、写真もたくさんとってから放しますが、今年のオオムラサキはペアリングをしたかったので、長くアトリエに置いて、お里帰りしましたから、100時間を超える描画時間の間中観察できました。

 タイトルと違う文章が、延々続きました。

 つまり、チョウを描くためには食草が必要で、私は、街路樹下の実生で育つエノキやミカンを愛用しています。国道、都道、区道と、管轄が違いますが、一つ同じなのは、管理者が植えた種以外は突然伐採されることです。

 チョウの飼育のために食草を街路樹から切ると言うことは、込み入った部分を切ったり、樹様を整える意味もあります。徒長枝が歩道に飛び出したりしないように適度に刈り込んでいれば、不要な木が生えていると見えないでしょうし、通行人の妨げにはなりません・・・。エノキ、ミカン、クワ、カエデなどは、区部の街路樹下にたくさん生えています。

 この写真のアカボシゴマダラは、「街路樹でも育つから増える・・・」と、言われています。確かに街路樹では、アカボシゴマダラを多く採集します。でも、文京区で少なくなりつつあるゴマダラチョウも育っているのです。私は、こういう種の保存のために、街路樹の実生ばえはありがたいと思っております。

 

 つい先日、近所のエノキにゴマダラチョウの幼虫がたくさん育っていて、オオムラサキの食草を採集しながら、観察してきましたが、3日後に根元からばっさり・・・ となりのカエデは残りました・・・  阿~っ!、あのゴマダラチョウ採集しとけば良かった・・・

 

 時々、このようなことになります。

 

追記 

 ゴマダラチョウは育てたら放蝶します。しかし、アカボシゴマダラは外来種ですから、標本にしたい方に差し上げるか、命が終わるまで観察するより無いのです・・・。もしお手元で育てているアカボシゴマダラがいましたら、生き物に罪はありませんが、野外に放さないで下さい。

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13

8月

2011

アゲハの吸蜜源

人間には目立たない花ですが、昆虫には人気があります。ただとても蔓延るので、バタフライガーデンに配置するときにはかなりの配慮が必要です。現状では、ウマノスズクサと同じあたりに勝手に生えてくるので、今のところはご退去いただいています。 人間には目立たない花ですが、昆虫には人気があります。ただとても蔓延るので、バタフライガーデンに配置するときにはかなりの配慮が必要です。現状では、ウマノスズクサと同じあたりに勝手に生えてくるので、今のところはご退去いただいています。

 やっと、今年のアゲハを育て上げ、絵にしています。

 アゲハの好む給蜜源の1つに、ヤブカラシがあります。子どもの頃は垣根や、空き地の金網に絡んでいました。その後、庭のある家や空き地が都心から少なくなると、道端の電信柱などに絡まっていました。今は公園のバタフライガーデンに、どんどん生えてくるのを次々駆除しながら、だけど一隅にちょこっとは残したいと、人間の身勝手そのものの感情を抱きしめながら対峙しています。

 これ、花に見えます・・・? 私は、朝顔よりもルコウソウが好きだという地味な花の好きな園芸少女でしたから、小学校三年生まで過ごした世田谷区では、マサキの生け垣の西陽の当たる一隅にこの蔓を残して眺めていました。

 1日眺めているとアゲハチョウやアオスジアゲハがずいぶん飛んで来ます。それで、「アゲハチョウならヤブカラシでしょう」と、12年前にアゲハを描くときに思いました。でもねえ、この草本は、いわゆる雑草。雑草の中でも非常に蔓延る種として除草対象になっているので、案外探しにくいのです。先週雨の中で見たからと思って、晴れた日にアゲハが来るかなあと見に行っても、もうきれいさっぱり刈られていたり・・・ それで、ヒャクニチソウのミツを吸うアゲハを描きました。第三巻では、どうしてもヤブカラシを吸ミツするアゲハを描きたくて、ヤブカラシの花を求めて歩きました。これは、尾久の原公園でやっと出会えたヤブカラシです。

 

 「雑草という名の植物はない・・・」昭和天皇のお言葉です。

 今、皇居があることで、東京の生き物の継承にかなりの貢献があり、私たちも観察に行きます(誰もが入れるとこだけですが・・・)。公園として管理されているところに雑草の共生は難しいですね・・・

 でも、同じ雑という字を使った雑木という言葉は如何でしょうか? 色々な木々がより集まっていることをさして、雑木林とよぶことは、むしろ好まれているのではないでしょうか?

 私もつくづく思います・・・。雑草という草はない。それぞれ名前があります。では、草たちとよぶのか、野草とよぶのか。一頃、「足下の普通の草を見て下さい」という言い方をしていたこともあります。

 でもこの頃、色々な草という意味で雑草でも良いのではないか・・・と、思うようになりました。

 「この雑草の名前はヤブカラシ、貧乏葛ともよばれます。命名は散々ですが、新芽は湯がいて食べられますし、利尿作用その他の薬効もあり民間療法で利用されてきました。そしてこの花にはチョウが集まります」こんな風に話した方が解りやすい気がします・・・

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01

8月

2011

生き物飼育は一期一会

オオムラサキ終令幼虫 オオムラサキ終令幼虫

 第3巻 『身近なチョウ 何を食べてどこにすんでいるのだろう(仮題)』では、チョウの成長過程をオオムラサキで追っていきます。

 なぜ、オオムラサキにしたのでしょう。

 オオムラサキは、環境省カテゴリーの準絶滅危惧です。「それ程どこにもいるチョウではない・・・」と、お思いの方が大半だと思います。確かに、そうです。しかし、50年前には東京の23区内の子どもたちの標本箱の中心にどかっといたチョウです。もちろん中央区での生息は無理でしたでしょうが・・・。

 私は3歳から東京で育ちました。

 仕事柄多くの方にお会いしますが、環境関連でお会いする方のほとんどが田舎をお持ちで、東京の50年前には立ち会っておられない。東京は、50年前から街だと思っておられることを聞きます・・・。

 しかし、官庁街や銀座の目抜き通り周辺は無理ですが、どの区にも、畑や田んぼや小川がありました。高度成長などで、多くの生き物を失ってきた東京です。

 でも東京にも、その自然環境の復元を願い、オオムラサキの生態を見せている公園があります。ここへ何度も登場する荒川区です。昨日で公開終了となりましたが、オオムラサキ園の公開期間中、毎年、1日500人近い方々が訪問しています。また、全国各地には多くのオオムラサキの飼育施設があり、訪問する方も多いので、オオムラサキは、他のチョウよりも身近に生態に接することが多いと思います。

 私は図鑑を作る側の人間として、アゲハやモンシロチョウの生態は多くの書籍で紹介されていますが、オオムラサキのように幼虫にツノのあるチョウの成長過程は、専門書に近い本に少し載っている程度なので、幼虫にツノがはえている代表選手として、オオムラサキを描くことにしました。

 そして、オオムラサキは国蝶です。ぜひ身近に知っていただきたい種です。なお続けて言えば、オオムラサキが飛ぶ自然の再生は、私たち人間の生存に不可欠です。 

 未来の子どもたちが緑の無い地球に生まれたら、酸素は何からもらうのでしょう。アマゾンまでが開拓されて矮小化している今、身近に緑を取り戻さなければ、未来の子どもたちの生命は保障されません。

 

 と、そんなわけで、オオムラサキの机上飼育に励んできました。やっとふ化の観察を終え、絵を描き始めています。他の生き物も変態に出会う確立は低いのですが、オオムラサキは年一化の生き物なので、出会えたらそれきりです。手元の個体と、荒川自然公園のオオムラサキ園の個体とを見比べながら、日々24時間観察し通してこれたのは幸いでした。

 NPOオオムラサキを荒川の大空に飛ばす会の岡本会長様、みな様、有り難うございました。

 

 これから越冬幼虫にどのように変わっていくのか・・・ オオムラサキ園が閉園しましたから、室内飼育と睨めっこを続け、更に一期一会を噛みしめる日々になります。

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14

7月

2011

都会のチョウたち ~チョウと植物のかんさつ会~ への参加

気持ちの良い原っぱと、ヨシのはえた水辺がひろがり、しばし遠く幼かった日々が思い出せる公園です。昭和30年代頃までは、山手線の内側や周辺に、こんな原っぱや水場があちこちにありました。 気持ちの良い原っぱと、ヨシのはえた水辺がひろがり、しばし遠く幼かった日々が思い出せる公園です。昭和30年代頃までは、山手線の内側や周辺に、こんな原っぱや水場があちこちにありました。

 本年は日本自然保護協会が、自然しらべ2011「チョウの分布 今・昔」で、家の庭や近くの公園など、身近な場所でチョウを観察した写真を募集していますから、私たちも文京区と近辺3区の公共緑地で撮影したチョウの画像を送ろうと思っています。

 ご興味のある方は、日本自然保護協会のホームページを、是非ご訪問ください。以下のアドレスです。

http://www.nacsj.or.jp/

 

 また、この生き物しらべに呼応して、全国の会員・ 自然観察指導員やボランティアとともに参加する生き物調査や自然観察会などで、チョウの観察会をしておりますので、私も7月23日に荒川区が開催する「尾久の原公園」での観察会を見学させていただきます。

 関心のある方は、まだ募集していますからご応募下さい。

 以下に自然保護協会のホームページ「全国一斉自然かんさつ会 エントリー一覧」 から内容をコピペします。

 

荒川区環境課主宰。対象層:荒川区内在住・在勤・在学の方々。参加申込先:荒川区環境課環境推進係、03-3802-3111 内482。定員:30名。開催地:都立尾久の原公園。開催日時:7月23日午前10時から12時まで。

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13

7月

2011

キシノウエトタテグモ 観察会

準絶滅危惧(環境省カテゴリー)に指定されています。昔からの土壌環境が必要な種です。こういう生き物を100年先の子どもたちに見てもらいたいと思って、環境保全活動をしています。 準絶滅危惧(環境省カテゴリー)に指定されています。昔からの土壌環境が必要な種です。こういう生き物を100年先の子どもたちに見てもらいたいと思って、環境保全活動をしています。

 4月から、第3巻『身近なチョウ 何を食べてどこにすんでいるのだろう(仮題)』の取材で、文京区と周辺3区の公園や、公共緑地にくるチョウの調査をしています。今年は、アゲハの幼虫に出会っていないので、あちこちと食樹の観察をしています。そんな中で、ふと足下に気配を感じたスタッフが、トタテグモのすみかを見つけました。

 さっそく本日午後、チョウの調査をしながら中学生たちと観察会をしました。 

 図鑑によれば、準絶滅危惧の「キシノウエトタテグモ」です。巣のフタや、巣穴の内側は糸で裏打ちされています。穴の深さは約10cm程度、ジグモと同じくらいの大きさです。

 クモたちは絹糸を出して、色々な巣を作ります。クモの糸は細く強靱で、近年の工学技術の発達で、使われなくなったかもしれませんが、永く銃の照準器の十字目盛りに使われてきました。強靱で弾力性に富み、温度変化にも狂わない特性は、人工繊維では代替品がありません。そして、クモの糸の強度は同じ太さの鋼鉄の5倍、伸縮率はナイロンの2倍もあるそうで、近年では人工的にクモの糸を創りだす研究が盛んです。

 私は幼少時、ジョロウグモは苦手でしたが、ジグモやハエトリグモは好んで観察していました。それは、3歳から小学校低学年までを過ごした世田谷区で、近所にジグモの巣が沢山ある場所があったからかもしれません。日がな1日、すぐそばに開いたすり鉢のような巣のアリジゴクと共に、エサを巣の入口に運び観察をしていました・・・。

 この頃ではジグモやアリジゴクなどが棲める環境も少なくなりましたが、トタテグモと共に100年後の子どもたちに残したい生き物です。

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26

6月

2011

オオムラサキ 標準の大きさに飼育成功

オオムラサキ 雄の羽化(羽が伸びる途中) 前翅長50mmまで伸びました オオムラサキ 雄の羽化(羽が伸びる途中) 前翅長50mmまで伸びました

 「切り枝で、室内でオオムラサキを飼育すると小型になる」と、みな様がおっしゃっておられた、オオムラサキの越冬幼虫の飼育観察がほぼ終了します。この写真の雄は5令からお預かりしたので、前翅長50mmというのは、当たり前かもしれません。

 越冬明けの4令から飼育したメスが、ゆっくり成長してやっと羽化しました。前翅長55mm、図鑑的標準個体が得られました。

 日々ひたすらエノキの若葉を用意し、どのようにあたえたら良いのかよく観察を続け、色々な工夫を重ねました。どのような生き物も、室内で飼育すると言うことは人間の勝手で、生き物にとっては迷惑なことです。それで私たちは、できる限りその生き物がその生き物らしく過ごしてもらえるように環境を整え、朝晩手入れをして、閉じこめたことによる病気や、不慮の事故に遭わないように観察し続けます。オオムラサキは、同じエノキを食べるゴマダラチョウや、アカボシゴマダラよりも、ずっと神経質で、エノキが瑞々しくないと食べません。今、オオムラサキは幼虫を1匹残すばかりになり、ホッとしてノンビリな観察になりました。

 オオムラサキは、幼虫の生育期間が長く、その分エノキの葉をたくさん食べて大型になります。実はオオムラサキの越冬幼虫が来る直前に、ゴマダラチョウや、アカボシゴマダラの終令幼虫を育て、オオムラサキが5令になるころにはそれらが羽化し、更にその次世代の卵から育てた幼虫が、オオムラサキの羽化の合間にどんどん羽化しています。今は、吹き流しの中で、みんなで仲良く吸蜜しています。

 これからオオムラサキの卵を採集して、孵化を待ちます。

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11

6月

2011

人工ペアリング

オオムラサキのメスとオス。オスがその名のように紫色のはねを持ち、メスは茶色です。 オオムラサキのメスとオス。オスがその名のように紫色のはねを持ち、メスは茶色です。

 生き物の飼育では、できれば産卵まで見たいと思います。カイコやホタルは、狭いケースの中でも、出会えば交尾して産卵してくれるので累代飼育をしやすいのですが・・・

 オオムラサキはオスがしっかり飛翔しないと成熟しきらないのか・・・ ケージ飼育の場合は、5mの高さが必要と言われています。

 アトリエでの室内放蝶は難しく、直径40cm×高さ55cmの吹き流しの中でオスとメスが静かにしている毎日です。先日来、人工ペアリングについて矢後勝也先生(東京大学総合博物館 特任助教)にご相談し、試みていただきましたが不調に終わりました。メスが羽化して1週間になるので、卵が成熟し腹部がパンパンになってきましたから、そろそろ人工ペアリングは諦めざるをえなくなりそうです。

 第3巻は、総監修を中井克樹先生。チョウの同定や生態についての監修を矢後勝也先生にお願いすることになりました。中井先生は、『かえるよ!メダカ』(初版2003年3月)を出版するときに外来種問題についてご指導いただき、矢後先生には、『かえるよ!アゲハ』(初版2001年4月)で、チョウのサナギについてご相談し(その頃は、九州大学大学院比較社会文化学府生物大系学教室におられました)、それ以来チョウの飼育などについて時折ご教授いただいて参りました。

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10

6月

2011

オオムラサキの公開 始まる

オスが次々と羽化しています オスが次々と羽化しています

 2011年の荒川自然公園のオオムラサキ園は、6月11日から7月31日までの土・日曜日・祝日(雨天中止)の、午前10時~午後4時(正午~午後1時はお昼休みです)まで、開園します。   

 

 現在園内では、オオムラサキの幼虫が次々と蛹化し、羽化が始まりました。毎年、羽化のはじまりには次々とオスが現れます。

 アゲハのなかまを初めとした鱗翅目や、ホタルなどの羽化を見ていると、生き物は子孫を残すために、なるべくリスクがないように生まれてくるのだなあと思います。メスは、う化後あまり日にちを置かずに交尾ができますが、オスは、成熟する時間が必要です。

 今、オオムラサキ園では次々とオスが羽化し、バナナやスイカなどの果汁を吸い、飛翔し、メスが羽化してくるのを待っています。

 

 この園のオオムラサキの故郷、群馬県大間々での環境保全活動が始まりました。発起人の安田さんの会社のホームページで、一口3000円から活動資金を募集しています。 

http://www.b-info.jp/BESTO/ の、「国蝶オオムラサキ里山の再生」を、ご訪問下さい。

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06

6月

2011

「ぞおっき山オオムラサキの森」保全活動始動

オオムラサキを育む新緑の大間々。 オオムラサキを育む新緑の大間々。

 写真は昨夏から訪ねている、赤城のオオムラサキが育つ森です。昨日、この森の保全活動をする「里山オオムラサキの森を守る会」が、「NPO法人 オオムラサキを荒川の大空にとばす会」の安田さんを代表として発足しました。

 このぞおっき山は、

 1.野生のオオムラサキに会える! 森の生き物の宝庫!

 2.沢ガニがお散歩! 水辺の生き物の宝庫!

 3.森で遊び、学ぶ。冒険・活動の場の宝庫!  として、子どもたちが自然に触れあい、この自然を未来につなげていくようにするために何をすべきかを、群馬県と東京の人々が手をつなぎあって考える場所として、活動していきます。

 今後、ホームページからの呼びかけなどが始まると思いますが、ひとまず産声が上がったことをお知らせします。私は本年4月と5月に訪問し、活動の基礎作りのお手伝いをしながら、手元で5匹のオオムラサキの越冬幼虫を育ててきました。

 生き物の飼育は、とどのつまりはエサと排泄物の管理につきますが、オオムラサキは終令幼虫の時期が長く、ケージ飼育の場合、ケージ内の幼虫数が多いと食草が不足し、育ちきらずにどんどん蛹化してしまいます。また、オオムラサキを飼育ケースで飼育する場合は、通気性などの問題があり、本などの記載を調べると、戸外の木にネットを掛けて飼育する方や、鉢植えに網を掛けて飼育する方法が記載されています。

 アトリエでは試行錯誤しながら切り枝飼育をし、ケースを作り、飼育ネットを作り、食草を如何に水揚げさせるかなど、日々工夫に工夫を重ねながら、変態の観察を続け、蛹化、羽化へとつなげ、これからどう子孫を残すか・・・と、考え中です。

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28

5月

2011

ブログに第2巻『カタツムリ 陸の貝のふしぎ』を、ご紹介いただきました

ご紹介いただいたページの生き物 ご紹介いただいたページの生き物

ヤスデとワラジムシとミオネクトンカラカネトカゲ他のブログの

「しろたん.むら」に、第二巻『カタツムリ 陸の貝のふしぎにせまる』を購入し、ご紹介いただきました(以下URL)。有り難うございました。

http://sirotanmura2.blog97.fc2.com/?no=625

 

 しろたんさんは、『かえるよ! カエル』もご紹介してくださっております。

 カタツムリはこれまで、絵本感覚の書籍と生物学書との中間的な書籍がありませんでしたが、カエルも同じで、絵本か『カエル学』のように生物学専攻の方々しか読まない専門書との中間の本がありませんでしたから、飼育観察により色々発見しながら執筆した本です。

 案外、カエル好きの方々が「大人の図鑑コーナーにあればいいのに・・・」と、おっしゃって持って下さっております。

 

 ブログ「引き続きしろたんむら」は、私がこれまで飼育してこなかった甲虫類が多く紹介されており、同好の士による書き込みが多く、とてもいきいきとしたブログです。ココヘ、コピペさせて頂いたのは、コブスジツノゴミムシダマシ(Boletoxenus bellicosus)です。

アトリエでは、アカスジキンカメムシを飼育したことがありますが、土壌に暮らす甲虫類は、色々なブログで拝見するばかりです。興味をお持ちの方は是非、お遊びにいらして下さい。

 

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28

5月

2011

池袋の森

入口、内部の日本庭園とは全く印象がちがいます 入口、内部の日本庭園とは全く印象がちがいます

 5月は、毎日晴れ間を見つけてはカメラを抱えてアトリエを飛び出し、公共緑地で育つチョウたちの観察をしています。

 ここ池袋の森は、JR池袋西口からすぐ・・・  以前は三業地で、地元を知る者としては、行けない場所でしたが、この様なお庭があったなんてビックリです。

 アトリエの回りのかえるが産卵場所を次々と失い、絶滅の道を歩いているので、この池のオタマジャクシを見ているとホッとします。

 「池袋の森 観察日記」http://mori.blog.ocn.ne.jp/には、この時期カエルの情報満載。かえるのお好きな方は、是非ご訪問下さい。

 東武デパートの目と鼻の先にこの様な場所があるなんて・・・ と、おどろきますよ!

 私がいつも言ったり書いたりしている「原っぱのような公園」があれば、たくさんの身近な生き物が100年先までも残せます。

 スミレ、タンポポ、ツクシは花屋さんに売っていません。バッタやシジミチョウ、カマキリ、モンシロチョウも、デパートで買えません。この様な身近な生き物が育つ環境がなければ、小鳥が育ちません。

 イモムシは嫌いだけど、野鳥を呼び寄せるのは好き・・・などという矛盾を無くさないと、これらの生き物を100年後に残せません。

 私たち人間は、3食生命のある物(植物にも命があります)をいただいて、植物が作り出す酸素がなければ死んでしまうのですから、都市部の緑地や土壌環境を保全し、身近な生き物と共生することを行政に働きかることも大切です。

 池袋の森でお会いしたカメラマン柿沼隆さんのブログに、「よくわかる生物の3人衆」として登場しました。柿沼さんのページには豊島区の街角風景や、さまざまな催し物などが登場します。 http://kaki2009.exblog.jp/15560441/

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28

5月

2011

ぐんま昆虫の森へ行ってきました

昆虫の森全景、群馬昆虫の森ホームページより 昆虫の森全景、群馬昆虫の森ホームページより

 オオムラサキの成長観察のため訪問した赤城の大間々の帰路、昆虫の森に案内していただきました。

 園長の矢島先生ご在園とのことで、久しぶりにお目にかかり『カタツムリ陸の貝のふしぎ』を大絶賛していただきました。

 昆虫の森には、ドキドキワクワク生き物飼育教室の第1巻『かえるよ!アゲハ』から第6巻の『かえるよ!ホタル』まで総て蔵書して活用してくださっております。

 

 『よくわかる生物多様性』シリーズも置いて下さるようにお願いして参りました。

 

 昆虫の森では、クイズラリーや、私もちょっと体験したかった「オオゴマダラのフンを使った染め物」の指導、昆虫飼育室探検ツアーなど色々な催し物があります。ホームページで調べてから行きましょう。

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07

5月

2011

カタツムリの飼育

コベソマイマイ成貝  コベソマイマイ成貝 

カタツムリは雌雄同体なので、採集したカタツムリを1匹だけ飼育していても産卵することがあります。

この写真のコベソマイマイも、モデルさんとして1匹来て、アトリエで冬を越してから産卵しました。『カタツムリ 陸の貝のふしぎにせまる』の中で、ふ化から成貝までの飼育観察を紹介したコベソマイマイのお母さんカタツムリです。

カタツムリのなかまの陸産貝類は、日本中に1000種くらい知られています。この本ではその中から、私たちの身近に見られる種類を100種近く描きました。出版して1か月になり、多くの方にごらん頂きたくて、色々な集まりにうかがっています。

みな様がまずおっしゃられるのは,やっぱり「カタツムリってこんなにたくさんの種類がいるの?」です。ホントにそうですね。私も知識としては知っていましたが、実際に描いてみて、陸貝の多様さに驚きました。在来種の成貝、直径2mmに満たない小さな貝から、70mm近い大型の種まで、できるかぎり実際に飼育して生態画を描きました。58種まで心覚えで数えていましたが、COP10で名古屋に行き、西宮貝類館をおたづねしたり、あちこち取材させていただく内にどんどん増えて、一体何種飼育したか・・・、飼育ノートを詳しく調べないとわからなくなりました。執筆後も、ここで生まれたコベソマイマイや、ヤマナメクジなど、いくつかの種を飼育し続けています。

 

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02

5月

2011

湊宏先生に絶賛していただきました

九州大学は本年が100周年、伝統溢れる建造物にみとれました 九州大学は本年が100周年、伝統溢れる建造物にみとれました

『カタツムリ 陸の貝のふしぎにせまる』を、手にとられたみなさま方は

「カタツムリが、つまめるようだ。すごい!」と、しげしげと掲載画をごらんになって、おっしゃって下さいました。私が、ごらん頂きたかった湊先生も本をご購入下さり、「どの貝も全部見て描いたの?」と、おたづねになり、特に6頁のニシキマイマイを気に入って下さいました。

 

貝類学会から帰京後、色々な会合でたくさんの方々に本をご覧頂いております。どの方も、おっしゃることは、「カタツムリにこんなに種類があることを知らなかった・・・」と言うことです。この本にありますようにカタツムリは、地域ごとに多様に進化した生き物なので、全国には驚くほどたくさんの種類があります。

カタツムリを中心とした陸の貝は、触角が4本あるいわゆるデンデンムシや、カタツムリとよばれるカラの直径が3㎝くらいの種類、海や川の貝のように細長く巻いたキセルガイ、ナメクジのなかまなどと、触角が2本で貝にふたのあるグループがいます。大きさも、2mmに満たない種類から、沖縄県や鹿児島県に住み着いてしまった大人の手のひらにも余るほど大きくなるアフリカマイマイまでさまざまです。

 

みなさまの、お地元の図書館に購入希望を出していただけましたらありがたいです。

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01

4月

2011

日本貝類学会平成23年度大会に参加します

4月16日(土)、17日(日)、九州大学箱崎キャンパス旧工学部本館で開催されます 4月16日(土)、17日(日)、九州大学箱崎キャンパス旧工学部本館で開催されます

よくわかる生物多様性2 『カタツムリ 陸の貝のふしぎにせまる』を、展示させていただきます。貝類学会のみな様、楽しみにして下さいね~。

監修の中井先生の口頭発表は、16日の第2会場16:40~17:00です。

 

昨年名古屋大学で開催された平成22年度大会に参加したときに、九州大学で開催される今大会に参加すると、子どものころから憧れていた白水先生の研究室がお訪ねできるなあと漠然と思っていました。

この大会に合わせたように、第2巻『カタツムリ 陸の貝のふしぎにせまる』が出版できました。そして次の巻は、『身近なチョウ』なので、今大会に参加すると、第2巻の宣伝と、第3巻の取材ができるという素晴らしい組み合わせになったわけです。

今年の口頭発表は、2会場で開催されますから、ご専門の先生方は演目を選びやすいのでしょう。私は絵描きで、専門はありませんから、あれこれ解りたいことがあって、両会場で、どのようにそれをうかがえるかと今から楽しみです。

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31

3月

2011

4月1日 発刊

日本全国で、身近に見られるカタツムリを調べてみてください 日本全国で、身近に見られるカタツムリを調べてみてください

で・き・ま・し・た !

 

「身近で、あまり見られなくなった」と言われるカタツムリを、次世代に渡し、そしてその人たちの子ども、孫、ひ孫の世代に渡すために、何をしたらいいのかと、みんなで考えるもとになるような本が描きたかったのです。

この様にしたら「カタツムリが100年先に残る」とは、言い切れませんが、この本を見て、私たちの地域ではこんな風に工夫をしたらいいのじゃないかなどと考えて下さい。

そして、博物館や行政機関に働きかけて、これまでどのような保護がされてきたのか、これから何ができるのかなど考えて行動して下さる方が、一人、一人、増えて下さったら、ひ孫さんの世代に、カタツムリが見せてあげられると思います。 

私は、本シリーズを描きながら、身の回りの公園や公共緑地の陸貝を見守り、若い世代にそれを守る術を伝えて、その輪が拡がっていくことを、なるべく永く見ていきたいと思っています。

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22

3月

2011

オオムラサキのゆりかご

エノキの根元の落ち葉に眠っています エノキの根元の落ち葉に眠っています

第3巻の『身近なチョウ』の取材のために、昨年からおさそい頂いていた千葉まで、オオムラサキの越冬状況を観察するためにご案内頂きました。

昨年、荒川自然公園のオオムラサキケージを拝見するまで、身近なチョウとして「オオムラサキ」を書くことなど考えもしませんでした。しかし、日本各地の教育機関、中学・高等学校ばかりではなく、小学校や幼稚園などでもオオムラサキを飼育している現状の中で、その様にして、国蝶オオムラサキを、100年後の子どもたちの身近に残す道があることを書きたくなりました。

 

世田谷の雑木林でオオムラサキを見て育った私は、高いところを飛翔してなかなかつかまえられないチョウだとは思っていましたが、どこにでもいるチョウではないことを知りませんでした。

2001年4月に、アゲハの飼育図鑑を出版するため、色々ご教授頂いた日高敏隆先生とお話ししていた時、先生が成城高校に通われていたころ、私がオオムラサキを見て育った雑木林で、初めてオオムラサキをネットインしたことを伺いました。先生は、私よりも17歳ご年長ですから、先生がオオムラサキをつかまえたころ、私が生まれ、その5年くらい後に私が、オオムラサキを認識するようになったので、同じ時期に同じ雑木林にいたわけではありません。しかし、戦後すぐの時代の5年間は、自然環境にほとんど変化がありませんから、きっと同じ風景を見ていたのだと思って嬉しくなりました。

また、アゲハの本を書く前後に色々とアドバイスを頂いた、鳩山邦夫先生からは、オオムラサキを飼育すると小さな個体しか得られないと伺い、オオムラサキを飼育観察することにも興味があります。

はてさて、オオムラサキは1化。年一回だけの発生です。

終令幼虫、サナギ、成虫、卵、越冬法を含めた越冬幼虫の様子まで見てきました。これからどのように育っていくのか・・・ 

私たちはどう描いて行くのか、私自身も楽しみです。

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19

3月

2011

第2巻 カタツムリ 陸の貝のふしぎにせまる 印刷中

東北関東大震災、お見舞い申しあげます。

 

3月11日午後3時入稿の予定でおりました。

そろそろ印刷会社から連絡が入ると思う矢先、いきなりゆれて、永く永くゆれました。

団塊の世代の私は、これまで東京のビル街で震度5を体験したことは何回かありますが、比べものになりませんでした。

本を多く持つ仕事柄、本棚と蔵書のバランスは、気をつけていました。そのためなのか、本が落ちることはありませんでしたが、印刷会社では、高性能の印刷機などが随分ダメージを受け、その中で、出版に向けての作業が進んでいます。

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20

1月

2011

カタツムリはどこにいるの?

近所のミスジ 幼貝 近所のミスジ 幼貝

私の子どものころは、梅雨のころにはどこにでもカタツムリをみかけました。

もっとも、カタツムリが好む場所があって、私の家の庭ならば、南面のちょっとトイレよりに植えられたヤツデの葉の上。雨上がりの朝、トイレに行きながら庭をのぞくと、「あ~今年もカタツムリがいる・・・」 そんな感じでした。   

そしてその頃には、お友だちの家のアジサイの葉の上にも見かけました。 でも、1年中そこに居たわけではありません。他の季節にどこにいるのかなど、考えてもみませんでした。

チョウたちのように卵やイモムシの時代、カタツムリならば 変態しないのですから、生まれたての幼貝を見かける・・・ そんなことはありませんでした。 園芸少女でしたから、庭の隅から隅まで知っていましたが、卵も、幼貝も見ませんでした。 

その頃に育った友人たちも見かけることはなかったでしょう・・・ 

 

それで、今、さてどこにカタツムリが・・・ と思うと・・・ ???

昭和30年代以前から変わらない、落ち葉の積もった場所のある、寺社の境内、公園、墓所。 

崖地などで、むかしからの地面のままになっているところ・・・ 

そんなことを考えて、近所の色々なところを見たら、案外まだまだカタツムリは居ます。

私は、タンポポを保全している公園では、みどり公園課に公園の中の掃除をするときに、落ち葉を残してほしいとお願いしています。

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17

1月

2011

陸の貝のふしぎにせまる(仮題)

トウキョウコオオベソマイマイのエピフラム トウキョウコオオベソマイマイのエピフラム

新しい年になりました。

本年は、お正月も原稿に楽しく浸っておりました。

今週から、挿し絵の製版行程に入っています。なかなかきれいな本になりそうです。

書籍タイトルはまだ決まっていませんが、私は、見ても見ても、ふしぎでおもしろいカタツムリを、どう言葉で表したらよいのか・・・

散々考えて・・・  現在の仮題にたどり着きました。年賀状にはその様に書きましたので、ご賛同いただいたご返信も多く、よいかしら・・・? とも思っています。

 

年賀状といえば、子どもの時からお年賀状を書くのが好きで、段々名簿がふえて、1000人くらいの方々にお出しするようになりました。でも、母を送ってから、手紙を書くのが苦手になり、200枚くらい書くとギブアップするようになってしまい・・・ 介護鬱の一つの症状ですが・・・ 脳の仕組みはよく解りません。 本来、手紙大好き人間ですから・・・残念です。

 

このブログを見て下さっているお友だちに、年賀状が届いていなかったらゴメンナサイ。

今年の年賀状は、外国のカタツムリでしたから、昨年4月の貝類学会や、10月の大阪教育大学の近藤先生の貝類研究会、また西宮市貝類館の「阪神貝類談話会」でお会いした方々、コップ10で、お会いした方から書き始め、恩師の名簿まではクリアしましたが、同窓会や研究会、学会、自然保護活動のNPO関連の方々の名簿にまで届かなかった・・・ という現状です。

 

現在執筆中で私もカタツムリが、お休みするときに自分のカラの入口に、粘液でフタをする(まるで障子紙のようにしっかりしており、エピフラムとよばれます)ように、アトリエでこもっていることにして下さい。 

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29

12月

2010

植物画コンクール

12月22日に、国立科学博物館主催 第27回植物画コンクール入選者一覧が発表されました。

今年は、ボランティアで博物画を指導している獨協中学・高等学校生物部から、高校3年生が1名応募し、佳作(全1505点中の12点)に選ばれました。

生物部の生徒諸君に、博物画を指導するようになって8年になります。最初の年は水鳥を描きました。

翌年、アトリエの博物画教室で、小学校の生徒さんが応募するのを見て、一緒に応募しようということになり、6名くらい応募して、2名準佳作に入選しました。

それからしばらく、獨協生からは応募の意向がなかったので、中学生・高校生の部への応募作品はありませんでした。本年応募希望があり、久しぶりに指導をしました。

学業の合間にアトリエに通い、今年春公園に咲いたタチツボスミレをモデルにして、1回2時間くらい描き続け、60時間くらいて完成した絵です。

 

私たちが指導することは、いつも同じです。

生き物の命をどう見せてもらうか、そして、その生き物の一番その生き物らしいところを、しっかり観察すること。

 

私たちが描く絵も同じです。

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24

12月

2010

とても うれしいこと

スタッフの友人の中学校の先生に、第1巻のチラシをお送りしたところ、学校の司書の先生に見せてくださいました。司書の先生は、「すぐ買いましょう」とおっしゃって図書館に置いてくださったそうです。とてもありがたいことで、感謝感謝です。

そして、続けて「生徒たちがよく見ています」とありました。

うれしくて、うれしくて・・・  本は、読んでくださらなければ伝わりません。

どうしたら、次世代のみな様や、その親ごさんの世代。そして私たちの世代と多くの世代に読んでいただけるでしょう。思案長首の日々です。

 

全国のみなさ~ん!  読んでくださいね~!

身近な生物多様性に注目してくださ~い!

 

次巻のカタツムリ、ふしぎで面白い生き物ですよ~!

楽しみにしてくださ~い!

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21

12月

2010

生物多様性ブログ

もしも公園のベンチにカエルが座っていたら もしも公園のベンチにカエルが座っていたら

このブログを書き始めて1か月半がすぎました。

友人に、遊びに来ていただこうと、あちこちにURLをご連絡しました。

皆さんお気に入りに入れて下さって、次に見たときには解りにくいとおっしゃられ、URLの「ブログ」というカタカナの所を、生物多様性ブログとしていただきました。

 

皆さん、お気に入りから見つけて遊びに来て下さいね・・・

そして、是非足跡を付けていって下さい。

 

今日の写真が何でカエルなのか・・・ それも嫌われ者になりやすいヒキガエル(これは、アズマヒキガエルです)。

関東では、その様な風習はないのですが、関西ではゴトヒキと言って、お客様を呼び寄せる縁起の良い生き物です。今戸焼のタヌキのように、置物にもなって商家の上がり框に座っています。

年末年始を言祝いで、このページにも座ってもらいました。

 

学名の Bufo japonicus formosus は、日本のハンサムなヒキガエルです。

昔はとても触れない生き物でしたが、卵の時から成体まで育てている内にすっかり触れるようになりました。

 

みな様のこれからがご多幸であられますように

 

 

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20

12月

2010

植物園シンポジウム

出来る限りは参加したいと思っておりました日本植物園協会のシンポジウムです。

友人がパネリストにおられますから、出来れば息抜きにと考えておりましたが、どうにも行けそうもありません。

今週の木曜日(12月23日・祝),1時30分から4時30分まで、今回は くろしお出版の地元、東京大学小柴ホール(本郷キャンパス理学部1号館2階)で開催されます。テーマは、「〈生息域外保全〉暮らしのなかで植物をまもる」です。

COP10で再認識された里山の維持による生態系の保全から一歩進んで、植物園などを利用した、植物本来の生活域の外で植物を守る「生息域外保全」について考えます・・・と、ホームページにあります。

秋田県の田沢湖で、70年も前に絶滅した田沢湖の固有種「クニマス」が、山梨県富士河口湖町の西湖で生息していることが確認されたというニュースに湧いたばかりです。

私も、都市公園に50年前の原っぱを再現したいとアドバルーンを上げて10年。〈生息域外保全〉の大切さを身に浸みて思う日々です。

今、このブログを読んで下さってあられる あなた様、今週の木曜日東大の小柴ホールにお運びいただけませんか?

ついでに立ちよるには、ちょっと時間がたりないかもしれませんが、東京大学総合研究博物館では12月18日(土)~2月27日(日)まで、特別展示「ヒマラヤ・ホットスポットー東京大学ヒマラヤ植物調査50周年」展が、開催されています。

 

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19

12月

2010

100種の学名

日本には、約1000種の陸貝のなかまがいます。

その内、私たちの身近で長く見てきた「カタツムリ」が、どのような生き物なのか・・・と、

描く内に、あれもこれもと描きたくなり、結局、現在在来種を78種、外来種やカタツムリの敵の生き物、又、描かないつもりであった外国の珍しいカタツムリも含めて、100種、総計200点を超える標本画や生態画を描きました。

まだ少し増えるかもしれませんが・・・

やっと、学名の一覧を整理したところです。

私にとって学名のページは、子どもの頃とても不思議なページでしたから、小さなお子さまが見たときに、世界共通のそういう名前もあるのだと解るように、見やすいページにしたいと思っています。

これから、そういう学術的なページが、きれいで楽しいページになるように構成していきます。

お楽しみに!

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12

12月

2010

オオムラサキの越冬

昨日は、第1巻に登場した「NPOオオムラサキを荒川の大空へとばす会」をお訪ねし、越冬に入った幼虫を見せていただきました。

 

今年の夏は暑かったので、一化のオオムラサキは、秋に入っても育ってしまったり・・・

きっと大変だったのでしょうと思っていました。

自然公園の中のオオムラサキの越冬幼虫数は、解りようがありませんが、管理飼育されておられる方の情報では、10分の1くらいしか生き残っていないとのこと・・・

では、人の手助けのない野生のオオムラサキは如何なものかと思いました。

 

昨年、冬近くまで暑くて、越冬のサナギにならなければならない頃、まだ夏型だったアゲハが、

今春少なかったのですが、化が進む内に段々目視個体数がふえたので、多化の場合はどうにかなるかもしれません・・・。しかし、一化の昆虫は段々少なくなるでしょう。

蝶は、はねがあるので、温暖化になってから、分布域が北上している種もあります。

それに比べると、カタツムリは移動しないで、そのまま絶滅していくのかなあと、絶滅種などについて記述している私は、考えこんでしまいます。

 

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05

12月

2010

カタツムリは手が使える?

カタツムリ、観察が深くなれば深くなるほど不思議な生き物です。

 

口中の歯舌をどのように使っているのかなどの実際は、つまびらかでは無いのでしょう・・・

その辺りをどうしても知りたい私は、連日カタツムリの食事風景に神経を集中しています。解ったことは、手のように腹足も使うこと、これをどのような絵にするのか・・・ 

絵描きにとって楽しいところです。どのように描くかはもう少し観察しなければ決められません。でもとても楽しみにしています。

解りやすい絵にしますね・・・

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29

11月

2010

カタツムリの口の中

「カタツムリの口中には歯舌がある」と小学生が見る図鑑にも書かれています。そして、「エサを食べているときに見られるでしょう」と追記してある物もあります。

しかしカタツムリは、食事をしているときに食物の上に頭をかぶせているので、大根おろしのような歯舌でエサを削りとって食べているとしても、エサが透明でないかぎり口の中は見えません。見えるのは、本当に偶然です。

今、それをどう見てどう書こうか考えています。ご期待下さい。

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26

11月

2010

交尾の観察

今週は、交尾の観察が続けてできました。

見たいこと、解りたいことが確認できたありがたい1週間でした。

 

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18

11月

2010

それを見られたらラッキー

生き物の飼育をしたときに、できれば見たいものは、ふ化、蛹化、羽化。

これは、ある程度予測ができるので、観察できる可能性は高いのですが、見られたらとてもラッキーです。

私は観察する生き物はいつもテーブルの上、すぐ観察できる場所に置き、24時間態勢で見ています。しかし、交尾、産卵になると、見ることのできる生き物と、あまり見られない生き物がいます。

 

カタツムリは、交尾を促すホルモンが分泌されると、頭にコブ(頭瘤)ができます。1匹だけ飼育していてもできることがありますし、ペアに頭瘤が見られても一向に始まらない・・・こともあります。そして頭瘤の目撃後、いつ交尾が始まるのかは全く予測がつきません。

もちろん、頭瘤を見てから何日かして、朝、交尾をした証明の「恋矢」が落ちていることもあります。実は深夜の場合、生き物には、黒い布を掛けるので、パソコンの入力に夢中になっていて見損なう可能性が高いのです。

それにカタツムリの場合、交尾に遭遇しても、どのような状態か・・・が不明。

ほかの生き物もそうですが、私は解剖してまで観察したいとは思っていません。しかし、解剖図は見ます。それで、カタツムリはどうかというと、学術書の解剖図と実際が、私にはさっぱり結びつきません。不可解・・・とっても・・・

 

10日くらい前、偶然ドイツの学術書を見て、この図のようならわかると思っていたところ、先週末、大きなコウロマイマイが、まったくその図にあてはまる交尾をしました。

本当にふしぎなのですが、長く飼育しいて「もう見られない。そろそろ締め切り・・・ でも、絶対この本に描きたい!」と諦めかけながらも思い続けていると、時間切れ近くに、ぱっと見られることがあります。

 

見ました。見ました・・・ ついに! 本当にラッキー!

中井先生にご報告して、それをどう絵にするか・・・  

毎日思案投げ首で、下絵の準備をしています。

 

期待してください。

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17

11月

2010

50年前のカタツムリ

初夏の雨上がり、庭のヤツデに乗っていたカタツムリは右巻きか左巻きか・・・

園芸と生き物の好きな小学生は、ヤツデの葉の上のカタツムリを描くのが好きでした。

湿り気はあるけれど爽やかな雨上がりの朝、決まって同じ葉の上にいたカタツムリ・・・

何年見ていたかは覚えていませんが、庭のある家に住まなくなり、この半世紀、ヤツデというベランダには置けない植物を思うたびに、セットのように、つやつやしたヤツデの葉の上のカタツムリが瞼の裏に浮かびました。

 

11月に入り、第二巻「カタツムリ」の目次ができて、そこに入る絵もすっかり揃え、監修の中井先生にもご覧頂き、あとは全体のバランスや色を最終決定するところです。

目次に示された各ページをじっと見つめていたら、遠いむかし庭にいたカタツムリが、何を食べる生き物かしらなかったことを思い出しました。

普通、イモムシが葉をはっていれば、その葉には食痕があり、見る間に丸坊主にされかねません。園芸少女にとっては駆除の対象です。でも、カタツムリがのった葉には穴の一つも開いていません。その意味ではアマガエルと一緒。庭の植物に害はありません。カエルが虫を捕ることは知っていましたが、さて、カタツムリが何を食べているのか・・・

「あら? なんだろう・・・」とは考えず、梅雨の風物詩の絵のテーマとしてだけ考えていたらしく、「ああ今年もカタツムリがいる」と、見ていたのでしょう。

 

関東地方で、カラが3cm以上になるカタツムリは、ミスジマイマイか、ヒダリマキマイマイです。この6~7年、カタツムリを飼育するようになって、私が好きで描いたカタツムリは何だったのか、ずっと気になっていましたが、目次に入れるカタツムリの絵を選んでいる最中に、「アラ! な~んだ」と、気がつきました。

 

私が好きで描いていたカタツムリは、右から左にはう形のカタツムリ「ヒダリマキマイマイ」です。そんな身近な謎にお答えできるカタツムリの不思議な世界をお楽しみに!

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11

11月

2010

オオサカダチマイマイ

昨日、待望の「オオサカダチマイマイ」の画像が届きました。殻の入り口が上を向いている不思議なカタツムリ(ブラジル産)です。

西宮貝類館「世界のカタツムリ展」より 西宮貝類館「世界のカタツムリ展」より

実は10月17日に、西宮貝類館で開催された「関西貝類談話会」に参加しました。丁度始まったばかりのカタツムリの展覧会(11月30日まで開催)を、楽しく拝見しておりましたらなんと、生態写真が展示されていたのでお願いしてきたのです。外国のカタツムリは何を食べているのか、この写真のような、きれいな色の貝殻をもっています(ここに貝類館のブログの写真を貼り付けてしまいました)。お近くの方は是非ご覧になって下さい。いらっしゃれないかたは、下のURLから、ホームページをご覧下さい。

http://www.nishi.or.jp/homepage/kairuikan/

 

 建築家 安藤忠雄氏の設計によりヨットの帆をイメ-ジした外観を持ち、館内は海の中を思わせるようなブル-で統一されたユニ-クな貝類専門の博物館です。中庭には海洋冒険家 堀江謙一氏のマ-メイド4世号を展示しています。・・・以上ホームページより引用 

 

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10

11月

2010

風邪をひきました

小石川植物園にはイラストレーターと、ボランティアでクラブ活動の環境教育をしている、獨協中学・高等学校の生徒諸君5名と行きました。快晴の中、学校から徒歩で行ける植物園は、落ち葉の積もった地面を歩き回れる快適な場所です。植物や小動物の観察をし、解散までに9km近く歩きとてもにぎやかでした。

池のほとりにサギがいました 池のほとりにサギがいました

私は、樹林地や落ち葉、土の道の撮影ができたのでよい一日でした。

 今は、次の巻の目次や、各章の扉を作っています。ついつい睡眠不足なので、昼間疲れて爆睡することはありがたく、その日はしっかり眠りました。しかし、今週に入って風邪をひいて、なかなかここへ書けませんでしたが、これから少しずつ、何か書いて行きますから応援してください。

 

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02

11月

2010

小石川植物園

明日は小石川植物園で、カタツムリなど陸貝を捜します。

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23

10月

2010

神田川ネットワーク

神田川サミット(1巻52頁で紹介した神田川ネットワークの集まり)への参加。

第2部の東京都水道歴史館見学と講演に参加しました。
小泉智和氏の「東京都水道の歩みとこれから」は、
知っているようで、まったく知らない水道のことをうかがえておもしろかったです。

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