池袋の森

入口、内部の日本庭園とは全く印象がちがいます
入口、内部の日本庭園とは全く印象がちがいます

 5月は、毎日晴れ間を見つけてはカメラを抱えてアトリエを飛び出し、公共緑地で育つチョウたちの観察をしています。

 ここ池袋の森は、JR池袋西口からすぐ・・・  以前は三業地で、地元を知る者としては、行けない場所でしたが、この様なお庭があったなんてビックリです。

 アトリエの回りのかえるが産卵場所を次々と失い、絶滅の道を歩いているので、この池のオタマジャクシを見ているとホッとします。

 「池袋の森 観察日記」http://mori.blog.ocn.ne.jp/には、この時期カエルの情報満載。かえるのお好きな方は、是非ご訪問下さい。

 東武デパートの目と鼻の先にこの様な場所があるなんて・・・ と、おどろきますよ!

 私がいつも言ったり書いたりしている「原っぱのような公園」があれば、たくさんの身近な生き物が100年先までも残せます。

 スミレ、タンポポ、ツクシは花屋さんに売っていません。バッタやシジミチョウ、カマキリ、モンシロチョウも、デパートで買えません。この様な身近な生き物が育つ環境がなければ、小鳥が育ちません。

 イモムシは嫌いだけど、野鳥を呼び寄せるのは好き・・・などという矛盾を無くさないと、これらの生き物を100年後に残せません。

 私たち人間は、3食生命のある物(植物にも命があります)をいただいて、植物が作り出す酸素がなければ死んでしまうのですから、都市部の緑地や土壌環境を保全し、身近な生き物と共生することを行政に働きかることも大切です。

 池袋の森でお会いしたカメラマン柿沼隆さんのブログに、「よくわかる生物の3人衆」として登場しました。柿沼さんのページには豊島区の街角風景や、さまざまな催し物などが登場します。 http://kaki2009.exblog.jp/15560441/