チョウの冬ごもりを探して歩いています。
どうしたことか、近所の道端のエノキに、終令のゴマダラチョウと思える大きな幼虫がいたと聞きました。これから写真を撮りに行こうと思いながら、ブログを先に書いています。
自然観察に追われ、昼間ちょこちょこと出掛けていると、どうしてもここへ書く時間が取れなくなります。
私はチョウの冬ごもりを見たいのに、まだ幼虫くんがいる・・・ 実は、12月の初めまで、近くの街路樹にいたアゲハの幼虫を観察していました。11月から丸々4週間5令幼虫だと確認した翌日、姿が見えなくなったので、蛹化したのか鳥に食べられたのか・・・でも、まあこれが今年最後に見る幼虫かと思っておりました。
ゴマダラチョウもオオムラサキも、ちょっと困りもののアカボシゴマダラも、みな幼虫越冬ですが、それは4齢か5齢での越冬。終令まで育ってしまったのならば、蛹化して羽化するしかないわけで・・・冬のチョウになるのか、鳥に食べられるのか・・・
近年暖かいので、間違って羽化するのでしょうか?
もう7~8年前のことですが、照明の明るいお店の近くにあったクロアゲハのサナギが、大晦日に羽化した瞬間死んでいるのを見つけました。蛹がパカッと開いてグット外に乗り出して、死んだのでしょう。生き物は、日照の長さが越冬への掛けがねになりますが、街路樹で暮らすイモムシたちは、照明や街灯で、間違ってしまうのです。
人間が癒されるイルミネーションは、生き物たちには嬉しくない・・・命をうばうものになるのです。 省エネで、街灯や看板を暗くするのは、都市と共生する生き物には良いことになっていくかもしれません。
地球温暖化から少しでも逃げ出すために、もっとミドリを生活空間にとり入れ、小さな生き物の命を育み、人間も酸素など分けてもらわなければなりません。
では、写真撮りにいってきま~す!
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