第1巻 未来につなごう身近ないのち

 

■定価  1,995円(税込)
■判型  AB判
■ページ 56ページ
■ISBN    9784-87424-492-0

■総ルビ 総カラー

 

 

 

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目次

命は海からやってきた
1.海から陸へ、命のひろがりとにぎわい/生物多様性ってなんだろう
・海、池、庭、多様な環境にくらすカタツムリのなかま、貝類のふしぎ
・田んぼのカエル、野原のカエル、山のカエル、卵はみんな水の中
・水の中で育ち、土の中で眠り、水辺をまうホタル
・雑木林がはぐくむ命、カブト、クワガタ、オオムラサキ

2.都会に残った生き物たちのつながり/生物多様性をおびやかす危機
・かくれんぼ名人、カマキリとナナフシ
・カエルは水辺、陸、空の生き物の命をつなげてきた
・公園のコイのなかまは外来種?

3.身近に、生き物たちをとりもどす/ビオトープ作りのルール
・都市公園にすみかをみつけたカワセミ、オオタカ、ゴイサギ
・公園や校庭のバタフライガーデンがつなげるチョウの道
・ホタルがくらす小宇宙の生き物たち

4.飼育と観察で見えてくる生き物のくらし/生き物の恵みと人間
・自然の恵み、5000年も飼育されてきたカイコ
・農業、漁業などで地域の環境を改善する

5.生き物の移動でみだれる生物多様性/生き物をとりもどす努力
・同じ種なのに外来種? 国内外来種の問題
・仲良くできないものは、どうしたらいいの?

読者からの声

・大胆で、かつ緻密な表現がよい。解説も生態学的に大切なことに留意しながら書かれている。

 

・普段気付かずにいた身近ないのちを、絵と解説により改めて知らされました。COP10の精神に沿って世界の方々に見ていただきたい本です。写真をしのぐイラストで大変な時間、労力を投入されたことと思います。他に類を見ない貴重な作品だと思います。

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